生まれた日の空を撮る
子どもの誕生日は何月何日ですか。
予定日、そしていよいよ「生まれそう」となり、病院に駆けつけるその日、ちょっと立ち止まって空の写真を撮ってみませんか。
今回のハートフルフォトレッスンは、そんな話です。
ぼくの生まれた日
子どもがこの世に誕生する、あるいは誕生した日。
それは子ども本人にとっても、僕たち親にとっても、とても特別な一日です。
これから先、今日という日は毎年「誕生日」としてずっとお祝いする日になる・・そんな一日。
はじめまして。ようこそ、この希望にあふれた世界へ!
人生が始まる日。その第1日目。
今日生まれたあなたが、いい人生を送れますように。
そして子どもが少し大きくなったら、あなたが生まれたの一日がどんな一日だったか。
そんなことを話して聞かせてあげませんか。
その日のできごと
その日、天気はどうだったのか。
ママはパパはなにをしていて、どうやって病院に行ったのか。
どんな気持ちであなたが誕生するのを待っていたのか。
初めて顔を見て、最初になんて声をかけたのか。
夫婦でどんな気持ちで子どもを迎えたのか。
子どもはどんなふうに泣いていたんだろう。
みんなはどんなふうに喜んでいたのか。
・・子どもは自分が生まれた日のことを聞くのが大好きです。
パパやママだって、もし、好きな日時の好きな場所を見る機械があったとしたら、自分の生まれた日の様子を見てみたいと思いませんか。
将来、親子でそんなことを思い出すカギのひとつとして、「空」や病院のまわりなど、その一日を思い出す写真を撮ること。
それはなんの変哲もない、単なる町の風景かもしれません。
でもそれは昨日とちょっと違う。
なぜなら、この日を境にあなたがいる世界が始まった日だから。
具体的には?
今回の項目は簡単です。
子どもが生まれる日。朝でも昼でも夜でもいい。
1枚だけでもいいので、空の写真を撮っておく。
特別なことはなにもいりません。
ただ1枚、写真を撮る。ただ、それだけ。
いつもの風景、いつもの日常の景色、、そんなものがきっと家族の宝物。
この日から、あなたがいる世界だから。
ほら、それがハートフルフォト。
今回のハートフルフォト
僕の次男がこの世に誕生した日。2007年8月5日、その日は北海道にしてはとても暑い日曜日でした。
夕方から入院、無事に出産が終わり、みんなで喜んで。でも、ちょっとおなかもすいたので近くのスーパーに長男とお弁当を買いに行ったのです。
ちょっと涼しくなった駐車場から空を見たら、夕暮れの空がそこに広がっていました。
・・・あなたが生まれた日、こんなふうに空がきれいだったよ。
絞り優先 F1.8 ISO100 換算56mm 露出補正 –2/3
子どもが生まれたら空の写真を撮ろう!
ハートフルフォトレッスン今回のポイント
生まれた日の空を撮ろう!
いかがでしたか。僕にとっても家族が増えた日は大切な日。子ども達にもその気持ちを伝えていきたいものです。
この記事を書いたのは、
ハートフルフォトフォトグラファー五十嵐豊です。