写真を撮ることは幸せなこと
僕の住む北海道はとうとう雪が降りてきました。
子ども達は大はしゃぎ!
写真を撮ることは幸せなことです。
なかでも小さい子どもを撮ること。
写真を撮ることは、どうしてこんなにも幸せなのでしょうか。
そんなことを考えています。
写真を撮ることは、子どもの気持ちになって考えること。
いま、なにに目を奪われているんだろう。
なにがそんなに楽しいんだろう。
そんなふうに子どもの気持ちを考える。
子どもの気持ちになって、そっとシャッターを押す。
写真を撮ることは、その場所の空気、その場所に流れる雰囲気を切り取ること。
一瞬しかないその感覚を、削りだしていくこと。
それはまるで美術品を作り出すような、そんなプロセスに通じるのかもしれません。
そして、いま目の間にある空間を、他の場所で、他の人と共有することもできる。
なによりも写真に撮った、その子どもの未来を、子ども自身と共有することができる。
・・いま、僕らはこの世界を一緒に生きている。
写真を撮ることはとても幸せなことです。
さあカメラを持って、子ども達を連れて。
というわけで今回は「写真を撮るのは幸せなこと」というコラムでした。
僕が伝えたいことは、子どもが小さいのは今だけ。今のこの瞬間を写真に撮って、そして未来の宝物にできたら素敵だよね・・そんな気持ちを込めて書きました。子どもを育てる人すべてが、たくさんの宝物を手にできますように。
この記事を書いたのは、
ハートフルフォトフォトグラファー五十嵐豊です。