デジタル一眼レフを初めて手にしたママ・パパへすぐできる5つのヒント

カメラを手にする仕事をしていると、カメラを買おうと思っていて、あるいは買ったんです…そんな相談をよく受けます。
そしてその多くは、もうすぐ子どもが生まれるから…というプレママやパパたち。

そう、子どもや子どもとの暮らしこそ、写真に残してほしい。
未来の子ども達の宝物にしてほしい。

そんな思いを込めて、デジタル一眼レフを初めて買ったママ・パパへ5つのアドバイスをしたいと思います。

明るいところで撮ろう

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撮影の仕事をしていると、写真がうまく撮れない…という悩みをとてもよく聞きます。

写真を見せてもらって細かく原因を見てみるとピントなどの問題の場合もありますが、多くはブレに関係するもの。
撮影するときにカメラがブレていたり、子どもが動いていたり・・。
脇を締めるとか、ストロボとかテクニックもありますが、でも、これを解決するいちばん簡単な方法は、なんとっても明るい場所で撮ること。

夜よりも日中、家の中よりも外。
子ども写真館のようなところでも、プリクラでも、明るいあるいはシャッターが切られる瞬間はストロボが光ったりしますよね。
それは結局、ブレを防ぐためには明るさが重要だからです。

新生児ちゃんの撮影などではどうしても家のなか中心になりますが、天気の良い日の窓際など(ただし直射日光は禁物!)で写真を撮ってみましょう。

たくさん撮ろう

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フイルムのカメラがデジカメに変わって、いちばん変わったこと。
それは写真をたくさん撮れる・・簡単に言うと「撮り放題」になったことです。
SDカードなどの価格も下がり、パソコンの容量もアップして、文字通り撮りたいだけ撮れるのです。

とはいえ、同じ場所から同じように撮ってみてもつまらないもの。
引いてみたり、近づいてみたり。
真上に行ってみたり、真下から撮ってみたり。
声をかけてみたり、歌ってみたり、こっそり撮ってみたり。

とにかくたくさん撮ってみる。

もちろん、子どもの表情もそのときどきでクルクル変わるもの。
カメラに慣れる意味でも、写真って楽しい!って早く思えるためにも、ぜひいっぱい撮ってみてください。

他の人と一緒のところを撮ろう

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僕には3人の子どもがいます。
3人の子の赤ちゃんのときの写真を比較して気づくこと。
それは、長男の時は「子どもだけの写真」ばかりだったということ。

気づくと、赤ちゃんが画面いっぱいの写真ばかり。

それがダメという意味ではありません。
でも次男、三男と進むにつれて、だんだんとお母さんや僕、そして兄弟や友達と一緒の写真の割合が多くなってきて、写真はよりドラマチックになってきます。

それは、子どもだけではなく、「子どもへの気持ち」が一緒に写るから。
近所の人が抱っこしてくれている写真、友達が抱いてくれている写真。

なんともいえない顔で兄が弟を見ている写真。

子ども達が少し大きくなったいま、子どもが好きなのは自分だけが写っているものよりも、むしろそうした他人と一緒に写っている写真です。

そんなわけで、赤ちゃんの撮影時は意図的に他人と一緒に撮る・・そんなことを心がけるのがオススメです。

カメラを近くに置いておこう

赤ちゃんのいる場所、それはたいてい寝室だったりリビングだったりすると思いますが、そこにカメラを置いておく。

いい写真を撮るためにいちばん必要なことは、いい機材でもいいパソコンでもなく、実はシャッターチャンスを見逃さないこと。
写真を撮りたいと思った瞬間に写真を撮れること、です。

僕は基本的にカメラの電源スイッチはOFFにしません。オートOFFになっていて電源は切れていますが、スイッチはOFFにしない。
カメラマン仲間から非難されることがあるのですが、実はレンズキャップすらつけていないことも多い。

それは撮りたい場面に出会ったら、即座に写真を撮りたいから。
電源スイッチをONにする…そんなコンマ数秒すら惜しいことがあるからです。

大切にバッグに入れたり、防湿庫などに入れたりするのもいいですが、おっと思った瞬間に撮れるように準備しておく。
そしてまずは撮ってみる。

そのためにカメラはすぐ手の届くところに。

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カメラが近くにおいて、子ども以外のものも撮っておくとあとあと楽しいです。

話しかけよう

これは写真に限らず、赤ちゃんを相手にするとき全般に言えること。
そして赤ちゃんに限らず、人を相手に写真を撮るとき全般に言えることでもあるのですが、写真を撮ろうとしている相手に対して話しかけること。

写真を撮りつつ時々話をする・・という感じではなく、話をしていて、その合間にときどきシャッターを切る、くらいがちょうどいいと思うのです。

写真を撮るときに撮影に夢中になりすぎていませんか?
「写真を撮る」ことが目的になっていませんか。

写真はあくまでも広い意味での家族とのコミュニケーションの手段。

写真大好きなママやパパの子どもが、写真が嫌い、ということがたまにあるのですが、これはママやパパが写真を撮るのに一生懸命になりすぎているから。

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子どもにたくさん話しかけて、子ども自身が
「写真撮ってもらうのって楽しい」
そんなふうに感じられたら素敵です。

まとめ

ハートフルフォトレッスン「赤ちゃんを撮るポイント」
今回のポイントをまとめてみます。

明るいところ

赤ちゃんを撮る場所というのは、病室にしても部屋にしても意外に暗いもの。意図的に明るい場所で撮るのが大切です。

たくさん撮る

失敗してもオッケー、迷っている暇があったらシャッターを押して。

他の人といっしょのところ

子どもは自分自身よりも、それを取り巻くまわりの人たちとの関係性が見える写真が好き。じーちゃん、ばーちゃん、友達、兄弟、そんな人たちと一緒に写真を撮ろう。

カメラを近くに置く

高かったのに・・と思うかもしれませんが、大切なものはカメラではなくそれで撮った写真。そしてその写真を通して子どもと過ごす時間。
カメラは手の届くところに置いて、すぐ撮れるようにしよう。

話しかける

写真の本質はコミュニケーション。
写真を撮りながらコミュニケーションするのではなく、コミュニケーションしながら写真を撮る。


faceそんなわけで、今回はプレママ・プレパパのためのヒントを5つ挙げてみました。
赤ちゃんの成長はとんでもなく早く、1週間もしたら様子がぜんぜん違う、なんてことがよくあります。
実際の新生児との暮らしは大変で、写真どころじゃない、生きるだけでも精一杯・・というのもまた事実ですが、でもそんなときだからこそ、後から見たときの感動は大きいものです。
ぜひそんな赤ちゃんとの日々を写真に残してくださいね。

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