話を聞く
自分の子どもでも、ほかの家族を撮るときでも、気をつけていることがあります。
それは、写真を撮ろうとしている相手の話を聞くこと。
今日はいい天気だね、、みたいな話から始まって、いろいろなことを聞いてみる。
幼稚園に行っている子だったら、クラスの名前、先生のこと、昨日はなにをしたの・・?
親だったら、子どもの普段の様子、生まれたときのこと、家族のこと・・など、なんでもいいのです。
そしてそれは、まだ話なんか出来ない赤ちゃんでも一緒。
もちろん返事なんかしないけど、今日はいい天気で気持ちがいいねー、とか、お母さんに抱っこされてうれしいよね、、とか。
写真を撮る人、カメラマンとか言うと、「わらってー」とか言っていろいろ指示するイメージだけど実は全然違うのです。
だいたい「笑って」といって笑顔になれるのはプロのモデルさんくらい。
カメラで撮ろうとしているのは人の関係性だったり、気持ちだったりするけれど、でも実際は撮影する人との関係性も絶対に写ってしまう。
だから大切なことはコミュニレーション。
実際は写真を撮りながら話をする、というよりも、話を聞きながらついでに写真も撮る、くらいのほうが感覚的には合っています。
そして話は「する」ではなく「聞く」。
自分の知っていることを話すのではなく、相手の話を聞くことが大事。
ぜひ「話を聞く」やってみてくださいね。